○犬ちゃんの離乳〜成長期(〜生後1年まで)の健診プログラム
出産 :口蓋裂や臍・鼠径ヘルニア、四肢の変形や欠損など先天的な異常をチェック
30日齢 :1ヶ月健診(検便、虫下し投与)
45日齢 :離乳開始(離乳が早過ぎると無防備な腸に余計な刺激が加わり、
:アレルギーなどが起こりやすくなると言われている。)
:1回目の混合ワクチン接種(以降3〜4週間隔で合計3回接種)
60日齢 :2ヶ月健診(検便、虫下し投与)
90日齢 :3ヶ月健診(検便、虫下し投与)
:狂犬病予防ワクチン接種
120日齢 :4ヶ月健診(歯列チェック)
150日齢 :5ヶ月健診(小・中型犬で股関節及び膝関節検査、歯列チェック)
180日齢 :6ヶ月健診(大型犬で股関節及び膝関節検査、歯列チェック)
360日齢 :1才時プチ健診(血液検査)
☆歯列チェック
乳歯から永久歯に生え変わる時、乳歯が遺残(人の八重歯みたいなもの)する事で
そのすき間に歯垢⇒歯石が溜まりやすくなったり、歯列が不整になったりしてしまう。
永久歯が重なって生えてくるようであれば早めに乳歯を抜歯した方がよい。
☆股関節及び膝関節検査(触診およびレントゲン検査)
若年期の関節性疾患の多くは遺伝性であり、生活環境によってより悪化する事がある。
成長期の関節を形成する非常に重要な時期に、異常を早期に発見し適切な生活環境
(食事や運動方法)に改善する事により、悪化を最小限に抑える事を目的としています。
○猫ちゃんの離乳〜成長期(〜生後1年まで)の健診プログラム
出産 :口蓋裂や四肢の変形や欠損など先天的な異常をチェック
30日齢 :1ヶ月健診(検便、虫下し投与)
45日齢 :離乳開始(離乳が早過ぎると無防備な腸に余計な刺激が加わり、
:アレルギーなどが起こりやすくなると言われている。)
:1回目の混合ワクチン接種(以降3〜4週間隔で合計3回接種)
60日齢 :2ヶ月健診(検便、虫下し投与)
90日齢 :3ヶ月健診(検便、虫下し投与)
120日齢 :4ヶ月健診
180日齢 :6ヶ月健診(尿検査)
360日齢 :1才時プチ健診(血液検査、尿検査)
☆若年期の猫ちゃんでは、FUS(猫泌尿器症候群)による膀胱炎(メス)や
尿路閉塞(オス)が多く見られるので、定期的な尿検査お勧めしています。
○7才以上の中高齢犬の健診プログラム
年1回の血液検査(フィラリア検査もしくは誕生月)及び検便・検尿
年1回のレントゲン検査(胸部&腹部)及び超音波検査
○12才以上の老齢犬の健診プログラム
年2回の血液検査(フィラリア検査もしくは誕生月+1回)及び検便・検尿
年2回のレントゲン検査(胸部&腹部)及び超音波検査
☆老齢期の犬ちゃんでは心疾患(特に小型犬)や腎疾患が見られます。
心臓腎臓とも壊れると再生が出来ない臓器なので、壊れ続けると慢性的な
機能不全に陥り、継続的なケア(投薬や食事療法)が必要になります。
早期発見し治療(保護)する事により、病気の進行を遅らせる事が出来ます。
わん・にゃん健診
定期的な健康診断 メリット
定期的な検診
○7才以上の中高齢猫の健診プログラム
年1回の血液検査(誕生月)及び検便(特に外出する猫)・検尿
年1回のレントゲン検査(胸部&腹部)及び超音波検査
○12才以上の老齢猫の健診プログラム
年2回の血液検査(フィラリア検査もしくは誕生月+1回)及び検便・検尿
年2回のレントゲン検査(胸部&腹部)及び超音波検査
☆老齢期の猫ちゃんでは、腎疾患が多く見られます。
慢性腎不全が進行した場合、尿毒症や貧血がみられ、命が脅かされてしまいます。
腎臓は一度壊れると元には戻らず、腎不全の初期には尿比重の低下や尿中蛋白の
増加がみられます。そして病状が進行し、腎臓の機能として30%を切るとBUNや
CREなどの数値が上昇し、食欲不振や脱水がみられるようになります。
早期発見し食事の改善や病態に対する治療を行う事により、腎臓を保護する事が
出来、延命効果が期待できます。
犬・猫 | 45日 | 4ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 7年 | 9年 | 12年 | 15年 | 18年 |
人間 | 6ヶ月 | 10才 | 14才 | 18才 | 26才 | 34才 | 42才 | 50才 | 62才 | 74才 | 86才 |
犬・猫ちゃんの年齢換算表: