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○マイクロチップの埋め込み方は?
チップの埋め込みにかかる時間はほんの数秒で、ワクチンなどの注射程度の痛みで
処置することが出来ます。

○マイクロチップとは?

Copyright (C) 2005 静岡県 浜松市 南区 いせざき犬猫病院  All Rights Reserved
動物の個体識別などを目的とした電子標識器具であり、専用のインジェクションにより
犬、猫の背側頚部皮下に埋め込んで使用する。
マイクロチップにはそれぞれ世界で唯一のナンバー(15桁)がメモリー(記憶)されており、
専用のリーダー(読み取り機)により読み取ることが出来ます。
地域紹介

 ここ静岡県は東海地震の被害想定地域に入っています。
 もし大きな地震が起きてしまうと、阪神淡路大震災や新潟中越地震の
 時のように多くの家屋が倒壊することが予想され、飼い主とはぐれて
 しまったペットが出てくる事が考えられます。
 この時に、もしマイクロチップでペットの個体認識をする事が出来れば
 すぐに誰のペットであるか判断出来、迷子を防ぐ一つの手段となります

専用のリーダーを埋没部位にかざす事により、リーダーから発信される電波が、チップ内に
電力を発生させる事により、15桁のナンバーデータ電波を発信する仕組みとなっている。
チップ本体には電池は不要であり、少なくとも30年程度は耐用するように設計されており
今のところ、それに対しての副作用などの報告はありません。
現在当院で使用しているチップはデジタルエンジェル社制のライフチップバイオサーモで
チップ内に温度センサーを内蔵しているので、読み取り時に体温も測定することが出来ます。

チップは哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類などに埋没可能です。
一般的には犬では生後2週齢以上、猫では4週齢以上で可能です。

動物管理愛護法に規定されているペットの所有者の確認が出来ます
所有者の確認が出来ることにより、捨て犬・捨て猫などの防止になります
迷子や盗難、災害など、いざと言う時に身元確認を取ることが出来ます
ISO規格に準じているので、海外渡航時にはペットのパスポートのように使用できます



現在、日本に犬・猫を持ち込む場合には
チップを埋め込んだ上での狂犬病予防接種、
および抗体価測定が義務付けられています。
詳しくはこちらをご覧下さい。

マイクロチップって何?
○マイクロチップはいつ頃入れればいいの?

大きさは直径2mm、長さ12mm〜13.5mmの
円筒形で、材質は生体適合ガラスと体内移動防止用の
ポリプロピレンにより覆われています。

○マイクロチップの大きさと材質

○マイクロチップはどうやって読み取るの?
○どんなメリットがあるのかな?
動物検疫所のHPへ

写真:大日本住友製薬提供