現段階では発症後の特異的な治療はなく、致死率は100%と言われています
もし、狂犬病が疑われる動物による咬傷や引っかき傷によるウイルスの侵入が考えられる場合、
狂犬病ワクチンと抗狂犬病ガンマグロブリンを投与する方法がありますが、国内では抗狂犬病
免疫グロブリン製剤は承認されていないので入手はほぼ不可能であり、WHOで推奨されている
暴露後免疫(治療用としてのワクチン)を接種開始日を0として3、7、14、30、90日の6回を行うこと
になります。⇒ワクチンによる抗体産生が早いか、ウイルスの進行が早いかになります。
どんな注射にも副作用はあります。いや注射だけではなく、飲み薬や色んな食べ物に含まれている
物質の中には、体と急激に反応する事で、良くない効果が出てしまう事があります。
出来るだけ反応を出さないようにするために、体調の良い日を選んで予防接種を受けましょう。
他のお薬の投薬時には、接種する日を前もって獣医師と相談するようにしましょう。
確かにすでに50年近くも発生はしていませんが、現段階での動物検疫による進入防止策には
限界があり、かつ外国船などの寄航による動物の侵入の可能性があります。
もし進入したとしても70%以上の接種率があれば、流行を押さえ込むことが可能だと言われて
いますが、残念ながら現在の接種率は徐々に低下し、70%切っていることが考えられているので
もし侵入があった場合は流行してしまう危険性が指摘されています。
この狂犬病予防法には罰則規定もあるので、遵守をお願いいたします。
○狂犬病ってどんな病気?
○狂犬病を予防するには?
○狂犬病は日本にもあるの?
○他の国ではどうなの?
○日本には何故ないの?
○日本にはないのに何故予防は続けるの?
○狂犬病予防接種の副作用はないの?
○狂犬病って治療は出来ないの?
○狂犬病についての情報はどこで調べるの?
暴露後免疫の症例報告が記載されている
リンク集には様々な情報サイトが載っています
*今後も色々な情報の記事やサイトを掲載していきます。